シリウス号


ロッキード・シリウス号


ニュ−ヨ−ク〜パリ間の大西洋無着陸横断飛行に33時間30分の記録で成功したチャ−ルズAリンドバーグという名前は、知らない人がいないくらい有名なパイロットですが、この空の英雄が、名島飛行場が開場した翌年の昭和6年9月17日に、婦人を伴ってこのシリウス号で名島飛行場に飛来した。

夫妻はその夜、呉服町(現・博多区店屋町)の片倉ビルの共進亭ホテルに泊まり、博多っ子の大歓迎を受けた。

夫妻は博多の名産、博多織や博多人形を贈られたが、特に原田嘉平さん作の「桃太郎」が気に入ったという。というのも、夫妻はアメリカに満一歳になったばかりのオーガスタ君を残していたからであった。

この「桃太郎」は、オーガスタ君を喜ばせたことだろうが、その半年後にオーガスタ君は自宅から誘拐され、惨殺死体で発見される。アメリカ中が憤激に沸き返り、この事件を契機に「連邦誘拐処罰法」が制定され、通称「リンドバーグ法」と呼ばれた。

さて、このシリウス号は、昭和45年に開催された大阪万国博覧会で展示され、当時を懐かしんだ方も多かったと聞きますが、今はどこに展示されているのでしょうか。

ぜひ私も見てみたいと思っています。


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